実家のルールは夜9時までに布団に入れば好きな本を1冊読んでもらえるというものでした。
僕は(今もですが)だらしない子だったので9時に布団に入れずなかなか読んでもらえませんでしたが、
大人になった今でも覚えている本がいくつかあります。
その中でも、
「おしいれのぼうけん」
は、特別な本の1つです。
あいた時間に久々に少し読んでみたのですが、当時感じたことも思い出しましたし、大人になった今の自分が感じることもあって感慨深い気持ちになりました。
ご来院されたお子さんはもちろん、大人の方にも読んでもらいたいです。
傾聴共感だけでもすでに治療になっています。
素敵な本を通してお互いが嬉しくなれること、
美味しいごはんを一緒に食べておいしねと言い合えること、
痛みや病気を抱えた人が自分だけの孤独を誰かに分かってもらえたこと。
全て一緒だと思います。
救われています。
だから、
自分の好きなものを誰かに教えることも、
誰かと一緒にごはんを食べることも、
話を良く聞けるということも、
治療家じゃなくても、すでに治療をしています。
そもそも治療院になんか来なくても良いくらい元気なのが1番良いですしね。
それでもお困りの方はお気軽にどうぞお越しください。
本だけ読んでいっても構いませんよ♬