料理人の方とゆっくりお話しする機会がありました。
話をしている中で、
「料理も治療も同じ」だと思いました。
その方の話を聞くたびに、
これは正に自律神経の話だと思わされたり、身体の治る過程の話と全く同じ事を言っている。
そう思わされました。
そのような感覚は料理以外の仕事の方でもあります。
tohをつくる際に大工仕事を手伝わせていただいたのですが、その時も職人さんの仕事を見ていて同じようなことを感じました。
そこで思うのは、
どのような業種においても追求していく先は同じ
という事です。
きっと、そのような方たちは治療も出来ると思います。
逆も然りで、自律神経免疫療法を学んでいった過程は治療以外のことにも役立っている。
他の仕事をしていても同じ事をしている、と言えます。
もちろん、同じ治療家であっても意見の異なる方もいらっしゃいます。
そのような方たちとの違いは、
自分の為すことの先が「人」に向かっているのか、
「効率や数字、物」に向いているのか、
その違いが大きいと思います。
エビデンスや画像ももちろん大事ですが、そればかりにフォーカスしてしまうと目の前の「人」が見なくなってしまいます。
違う方向を見ている同じ業種より、
同じ方向にむかう違う業種の方のほうが治療家らしいと思えます。
“神は細部に宿る”